

プリズム合成器
目的
水平プリズムと垂直プリズムを組み合わせた際の、プリズム度数および基底角度を算出します
合成プリズムの適応
●水平斜視と上下斜視を併せ持ち、いずれか一 方のプリズムだけでは眼位の補正が難 しい場合
●水平プリズムと垂直プリズムを両眼に別々に装用すると、見え方や装用感に違和感が生じる場合
●麻痺性斜視で水平偏位と上下偏位があり、麻痺眼のみにプリズムを使用したい場合
●弱視に水平斜視および上下斜視を合併している小児に、合成した膜プリズムを健眼のみに装用し、
その遮閉効果を弱視治療に活用したい場合
プリズム合成器の利点
一般的に、水平プリズムと垂直プリズムを合成する方法としては、換算表を用いる方法や計算による方法が
ありますが、操作や計算がやや煩雑で、間違いが生じやすく、時間がかかるという課題がありました。
本器を使用することで、こうした課題を解消し、簡単に、迅速かつ正確に、合成後のプリズム度数および
基底角度を求めることができます。
方法
まず、斜視角の定量を行い、水平および垂直プリズムの度数を決定します。
次に、合成プリズムを装用する眼を決めます。
本器には、横軸を水平プリズム、縦軸を垂直プリズムとしたマス目が表示されており、
1マスは1△として構成されています。
基底の方向は、製品上部に印刷されているので、容易に確認できます。
必要な水平および垂直プリズムの度数が交差する位置に、外側の黒いリングを動かして同時に動く赤い線を合わせると、
交差点に表示される線の目盛りが合成後のプリズム度数、リングの右の小窓から基底角度を求めることができます。
監修

熊本大学病院
認定視能訓練士
中山周三様
モデル番号:#35000
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